コーヒーの木育て方初心者編!冬や植え替えの注意点も紹介


コーヒーって新鮮なほど美味しいっていうし、いっそコーヒーの木を自宅で栽培したらいいんじゃないの?

・・・コーヒーにある程度詳しくなってきた人なら誰しもが考えることだと思います、現に私自身もそう思ったことがありました。

そうは言っても、冬のある日本でコーヒーの木を育てるのは難しそう…?いやいや、そんなことありません!今回は、そんな初心者の方がコーヒーの木を自宅で栽培するための育て方を紹介していこうと思います!

 

コーヒーの木って日本でも育てられるの?

コーヒーの木に必要な最低限の環境は、年間を通しての温かい気候と降水量です。

この条件を満たす地域は「コーヒーベルト」と呼ばれ、そこで主にコーヒーの木が栽培されています。
日本は冬という季節を抱えていますので、残念ながらコーヒーベルトからは外れています。

このように、温暖な場所で栽培されているイメージの強いコーヒーの木ですが、実は温度管理と水やりにさえ気をつけ、適切な育て方をすれば日本でも栽培可能です!

具体的な育て方を紹介していきます。上では温かい気候と書きましたが、コーヒーの木にとっての具体的な生育適温は20度前後です。気温が高い春から秋にかけては、屋外で栽培可能です。

育て方のコツとして、水やりは土の表面が乾き次第たっぷりあげると良いでしょう。

ただし、育て方の注意点ですが、コーヒーの木は意外なことに直射日光に弱いため、夏場の強い日差しには注意が必要です。

外でコーヒーの木を栽培する場合は日陰に置いておきましょう!もちろん冬は屋外に放置するなんていう育て方をすればと枯れてしまいますから、室内の暖かい場所で栽培しましょう。

冬だからといって油断して直射日光に当てるのもよくありません、カーテンを開けたままの窓際に置いておくような育て方はやめた方が良さそうです。

そして、コーヒーの木にとっての一番の敵は「霜」です!温かい場所に生息する植物ですので、彼らにとって「霜」はありえない存在なのです。

コーヒー博士
コーヒーの木は温暖な気候が適している植物ですが、意外にも直射日光には弱いのです

冬は特に注意が必要!

コーヒー少女
冬って明らかにコーヒーの木を育てるには向いてないですよね…

コーヒーの木は気温が15度以下になると成長が緩やかになり、5度以下になるといよいよ枯れ始めます。

つまり、冬に屋外で栽培するという育て方は不可能です。

夏などの温かい時期は最悪屋外に放置して水さえあげておくという手抜きな育て方でも良いのですが、冬は育て方にかなり気を使わないといけません。

まず、暖房器具を使う育て方を取る上での注意点ですが、石油ストーブ等を使う際には単純に火事に気をつけてください。

また、冬にはコーヒーの木の成長が緩やかになり、あまり水も必要としなくなりますから、育て方のコツとして、水やりの頻度も2~3日に一回程度に減らすと良いでしょう。

あまり水をやりすぎると根腐れの原因になります。

また、冬に屋内で栽培する際にやりがちなことですが、光に当てなさすぎるという育て方もコーヒーの木にとっては良くありません。

冬は薄いカーテン越しに優しく光に当てるなどすることをお勧めします!

コーヒーの木は鉢植えで栽培するのがオススメ!

先述の通りコーヒーの木は寒さに弱い植物であり、節ごとに屋内と屋外で分けて管理する必要があります。

そこで、鉢植えに植え替えて管理する育て方がベターと言えるでしょう。

鉢植えへの植え替えに適しているのは5,6,7月の温かい時期。水はけがよく、栄養となる有機質をたくん含む肥えたな土で、弱酸性のものに植え替えるのが最適とされています。

そして、植え替える特に注意すべきは水はけです!

コーヒーの木は高音で湿度の高い環境を好む植物ではありますが、植え替えた先の土があまりに水はけが悪いと根腐れを起こします。植え替える鉢もやや大きめを用意すると良いでしょう。

苗木に合わせた適当な大きさの鉢に、培養土、赤玉土、腐葉土、バーミキュライト、川砂をおおよそ同じ割合で混ぜたものを入れ、コーヒの木を植え替えます。

この時、土を入れ苗木を植え替える前にそこに鉢底石を入れるようにしましょう!そうすることで水はけをさらによくすることができます。

以上のように鉢へ植え替えることで、気温に合わせた柔軟な育て方をすることができるようになるのです。

植え替えたコーヒーの木は、適切な温度と水やりがされる良い育てられ方がなされれば、およそ3~5年で「コーヒチェリー」と呼ばれる赤い実をつけるのです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。

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