お店でコーヒーを頼むと、コーヒーフレッシュが無料で付いてきますよね。
きっと多くの方が、一度は使用したことがあると思います。
しかし、「コーヒーフレッシュは身体に良くない、太りやすいから危険」と言われることがあります。
そんな事を聞くと、少し抵抗が出てきますよね。
では実際に、コーヒーフレッシュは危険なのでしょうか。
今回は、成分や糖質から、そのことについてお伝えします。
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コーヒーフレッシュの呼び方
コーヒーフレッシュ以外にも、「コーヒークリーム」「コーヒーミルク」「ポーションミルク」など、様々な呼び方がありますよね。
地域によって、それぞれ呼び方が違うようです。
いずれにしても、ひとつひとつ小さな小包装になっているものを指していて、全て同じ意味です。
コーヒーフレッシュの糖質
コーヒーフレッシュの糖質量を知るには、まず成分表を見る必要があります。
成分表に糖質はのっていませんが、炭水化物ー食物繊維で、糖質の値が出すことができます。
コーヒーフレッシュには食物繊維がほとんど入っておらず、表記されていないことが多いので、炭水化物=糖質と考えて大丈夫です。
商品によってそれぞれ違いますが、平均して約0.2gです。
どのくらいの量なのか、分かりやすく他の製品と比べてみましょう。
牛乳・・・・・・・・・・0.25g
生クリーム・・・・・・・0.16g
いかがでしょうか。
コーヒーフレッシュの糖質量は、思ったより少ないと感じられた方も多いのではないでしょうか。
比べてみても、ほとんど変わりませんよね。
これだけ見ても、身体に何か特別な影響があるとは感じないでしょう。
ではどうして、コーヒーフレッシュは太りやすい危険なものと言われているのでしょうか。
コーヒーフレッシュの成分
コーヒーフレッシュの成分に、乳製品が一切含まれていないことはご存知でしょうか。
原材料を見てみると、
・乳化剤
・増粘多糖質
・カラメル色素
・PH調整剤
・香料
とあります。
聞いたことない言葉ばかりかもしれませんが、コーヒーフレッシュで使用されている成分は、簡単に言うと水・油・添加物です。
乳製品ではなく、油でできていると考えると、常温保存できるのも納得ですよね。
ちなみに温度が低すぎると、中の成分が固まってしまうので、冷蔵庫で保存するのはあまりオススメしません。
メインで使われているこの油ですが、実は、加工する際に発生する「トランス脂肪酸」が、万病のもとと言われている危険なものなのです。
この危険なトランス脂肪酸を摂りすぎると、
・アレルギー性疾患
・動脈硬化
・不妊、流産
・心臓疾患
といった、様々な影響を身体に及ぼす可能性があります。
では、“摂りすぎ”というのは、具体的にどのくらいの量なのでしょうか。
農林水産省によると、1日2g未満であれば、身体に危険は無いようです。
ちなみに、コーヒーフレッシュ1個(5ml)の中に、トランス脂肪酸はたったの0.04g。
1日10個使用したとしても、0.4g。
しかし、量が少ないとはいえ、添加物が入っているのは事実です。
たまに使用するのであれば問題ありませんが、過剰に摂取するのは危険ですし、何事にも適度が大切ですよね。
身体の健康が気になる方は、危険な成分が含まれていない乳製品のものを使用した方が、安心かもしれません。
まとめ
・コーヒーフレッシュは、油・水・添加物でできている
・コーヒーフレッシュには、身体に危険な「トランス脂肪酸」という成分が含まれているが、量は1個0.04g程度
このように、コーヒーフレッシュの糖質や成分についてご紹介してきました。
コーヒーフレッシュだけで考えると、特別危険というわけではありません。
しかし、添加物は様々な食品に使用されています。
それがどんどん蓄積されていくと、いつか身体に影響が出てくるかもしれません。
健康を気にしているのであれば、コーヒーフレッシュ単品で考えるのではなく、今の食生活をトータルで見て改善していくことが大切なのかもしれませんね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。