コーヒーとミルクを使用したドリンク、「カプチーノ」と「カフェラテ」。
この2つの違いをご存知ですか。
どちらもよく見かけるメニューですが、違いを知っている方は少ないのではないでしょうか。
そこで今回は、カプチーノとカフェラテの違い、また甘さについてもお伝えします。
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カプチーノとカフェラテの共通点
カプチーノとカフェラテの共通点は、まずエスプレッソを使用してるところです。
エスプレッソと聞くと、苦くて濃いイメージがありますが、たっぷりのミルクを加えているので、まろやかな仕上がりになっています。
そしてもう一つ、イタリアが発祥というところです。
イタリアでは、コーヒーというとエスプレッソのことを指すほどポピュラーなものなで、カプチーノやカフェラテなどのエスプレッソドリンクも、多くの人に愛されているようです。
カプチーノとカフェラテの違い
カプチーノとカフェラテの違いは、スチームミルク(温めたミルク)とフォームミルク(泡のミルク)の量です。
カプチーノ
【スチームミルク : フォームミルク】5 : 5
ふわふわできめ細かいフォームミルクを楽しめるのは、カプチーノです。
エスプレッソの香ばしい風味と、滑らかな舌触りのミルクが特徴的です。
重さは、フォームミルクが多い分、カフェラテと比べると軽くなっています。
カフェラテ
【スチームミルク : フォームミルク】8 : 2
「ラテ」とは、イタリア語でミルクという意味です。
ミルクのまろやかさをを楽しみたい方は、カフェラテがオススメです。
フォームミルクが少ない分、ラテアートに最適です。
カプチーノとカフェラテの甘さ
カプチーノもカフェラテも、砂糖は入っていませんが、ミルクの甘さを感じることができます。
しかし、この2つのドリンクには、甘さと味の違いがあります。
コーヒーのビターな味わいを楽しみたい方は、カプチーノがオススメです。
実はフォームミルクは、エスプレッソコーヒーとほとんど混ざりません。
エスプレッソコーヒーと混ざり合うのはスチームミルクですが、カプチーノはスチームミルクの量が少ないため、ビターな味わいになります。
ミルクのまろやかな味わいを楽しみたい方は、カフェラテがオススメです。
スチームミルクの量が多いカフェラテは、エスプレッソよりもミルクの甘さをより感じることができます。
例えば、無脂肪ミルクや低脂肪ミルクにすると、ミルクの甘さが控えられるため、エスプレッソの風味や味が強くなります。
豆乳に変更すると、ミルクとはまた違う少し重量感のある甘みになります。
最近注目されているアーモンドミルクは、甘さのなかに塩味を少し感じることができるので、カプチーノやカフェラテとは違う雰囲気のドリンクになります。
また、ミルクの甘さを楽しみつつ、コーヒーの風味も強くしたい方は、エスプレッソの量を増やすと良いですよ。
ちなみに「カフェオレ」も、カプチーノやカフェラテとは違います。
カフェオレは、エスプレッソではなく、ドリップコーヒーとミルクを混ぜたものです。
コーヒーの量も、カプチーノとカフェラテに入っているエスプレッソは少量ですが、カフェオレは基本【ドリップコーヒー : ミルク】5 : 5となっています。
カフェオレは、コーヒー豆の種類によって味が変わってきますので、コーヒーそのものを楽しみたい方にオススメです。
カプチーノとカフェラテのまとめ
カプチーノとカフェラテの違いは、一言で言うとフォームミルクの量です。
使う材料は一緒ですが、甘さや味には違いがあります。
コーヒーをより感じられるビターなカプチーノ、まろやかなミルクを楽しめるカフェラテ、その日の気分によっていろいろ変えてみるのはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。