多くの人に愛されているコーヒー。
みなさんは、好きな銘柄や種類はありますか?
コーヒーは、銘柄、つまり生産地によって味わいが全く異なります。
それぞれの特徴を知っていれば、購入する時に自分好みのものを選ぶことができます。
今回は、数ある種類の中から、代表的な「キリマンジャロ」にクローズアップしてみたいと思います。
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キリマンジャロとは
「キリマンジャロ」はタンザニアにある、アフリカ大陸最高峰の山の名前です。
“アフリカ大陸の屋根”とも呼ばれていて、世界遺産になっている有名な山です。
この山で栽培されるコーヒー豆がキリマンジャロで、日本でも非常に人気のある銘柄です。
タンザニアで栽培されるため、“タンザニアコーヒー”とも呼ばれています。
コーヒー栽培に適したキリマンジャロ山
キリマンジャロ山の特徴は、やはり標高が高いということです。
実は、美味しいコーヒー豆を栽培するには、この条件が必須なのです。
コーヒーの風味や味わいは、生育された標高が高いほど、豊かで品質が良いと言われています。
標高が高い所では、昼夜の寒暖差が激しいため、コーヒーの実が引き締まりゆっくりと時間をかけて熟していき、その過程でフルーティさや酸味が形成されていくからです。
そのため、キリマンジャロの特徴的な味わいと品質の高さが、多くの人を魅了しているのです。
キリマンジャロの味と特徴
キリマンジャロの最大の特徴は、香りです。
華やかで滑らかな、優雅さをイメージさせる香りです。
味わいは、酸味と苦味がバランス良く調和された上品さが特徴です。
柑橘系の酸味は、キリッとした酸っぱさではなく、鼻から抜けるようなスッキリとしたものなので、酸味のあるコーヒーが苦手な方でも、飲みやすい味わいになっています。
コクも控えめなため、コーヒー初心者の方でも挑戦しやすいです。
相性の良い食べ物は、華やかな香りと柑橘系の酸味にぴったりの生フルーツや、フルーツケーキ、などです。
フルーツジャムやフルーツサンドにも合うので、アフタヌーンティならぬアフタヌーンコーヒーとしても楽しめます。
また、キリマンジャロはストレートが1番美味しい飲み方なので、ブレンドコーヒーとしてはあまり使用されていないようです。
また、エスプレッソよりも、ドリップやフレンチプレスなどでの飲み方がオススメです。
キリマンジャロの抽出方法
キリマンジャロは、抽出方法によっても味わいが変わってきます。
代表的な2つの方法と味の特徴をご紹介します。
ペーパードリップ
華やかさに加えて、複雑な深い香りも一緒に楽しめるのが特徴です。
安定感のあるコクの中にフルーティな酸味を感じることができ、ワインのような奥深い豊かな風味を味わうことができます。
上品な苦味を感じることができますが、後味はスッキリしているので、重すぎないサラっとした飲み心地です。
フレンチプレス
苦味よりも酸味を中心に味わうことができ、より爽やかさを感じれるのが特徴です。
ペーパーフィルターよりもコクが深いため、飲んだ後もコーヒーの余韻を楽しみたい方にオススメです。
コーヒーオイルを逃さず抽出できるため、最後までキリマンジャロの香りや風味を楽しむことができます。
さいごに
今回は、最高品質のキリマンジャロのコーヒーについてお伝えしてきました。
名前は聞いたことあるけど、詳しいことは知らないという方が多かったのではないでしょうか。
コーヒーと一言でいっても、それぞれ特徴があり味にも違いがあります。
この機会に、他のコーヒーについても調べてみるのはいかがでしょうか。
ぜひ、自分の好きなコーヒーを見つけてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。