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コーヒー豆の量|1杯分の目安はスプーンでどれくらい?
おいしくコーヒーを飲むために適切なコーヒー豆の量とはいったいどのくらいでしょうか?飲み方や豆の挽き方などによって変わるのでしょうか?
今回は、1杯分のコーヒー豆の量の目安はスプーンでどれくらいかについて案内します。
1、 コーヒー豆の量が多すぎたり少なすぎたりすると美味しくない?
コーヒー豆を挽くときに、きちんと計らずに目分量でいれる方が多いと思います。
でも、いつものコーヒー豆の量が一番美味しい分量かと聞かれたらどうでしょうか?
コーヒー豆の量がお湯に対して多すぎるときにはコーヒーの苦みやえぐみが強く出てしまい、飲みにくいものになってしまいます。逆にコーヒー豆の量が少なすぎると、風味が弱く水っぽいコーヒーになってしまいます。
せっかくのおいしいコーヒー豆が台無しになってしまうのです。
目安としては、1杯のコーヒーには10g程度のコーヒー豆が適量です。
2、 コーヒー豆専用の計量スプーン1杯なら適量?
家庭にメジャースプーンがある方は、1杯につきメジャースプーンに1杯という計り方をされているかと思います。
とても楽ですし、毎回決まったコーヒー豆の量が計れるのでとても便利ですね。
注意点としては、スプーンのサイズは統一されていないため、スプーンが少し大きかったり、小さかったりする場合があります。そのような場合には、コーヒー豆の量の匙加減でいつもよりコーヒーが美味しくなるかもしれません。
調整のための目安として、計量器で今使っているのが何グラムほどなのか計ってみてください。
3、 軽量スプーンがない時はどんなスプーンを使うべき?
計量スプーンが家庭にない時は、代わりに使うスプーンはどんなものが良いでしょうか?
10g計るためには、少し大きめのスプーンが良いです。目安とはいえ、小さなスプーンで4回、5回と豆を入れていると分量もズレやすいし、手間もかかります。
おすすめはカレースプーンです。コーヒー豆を山盛りにすると5gほど計れるので2回で1杯分が取れます。あくまで目安の分量ですので、最初の1回は計量器などで確認してみてください。
計量器付きのスプーンも市販品で販売されています。
1杯分のコーヒー豆を入れるのに適した10gサイズのものが多くあります。
4、味の好みや豆の挽き方、飲み方によってコーヒー豆の量は変わる!?
飲み方や好みによって、コーヒー豆の量を微調整する場合もあります。
※ アメリカンコーヒー
アメリカンコーヒーは、お湯の量を多めにした薄めのコーヒー、という風に日本では認識されていて、日本風のアメリカンコーヒーを好む方も多くいます。
本来のアメリカンコーヒーは、浅煎りのコーヒー豆を使って淹れたコーヒーのことを指します。コーヒー豆を粗く引いて短時間で抽出するもので、豆の量を減らしたりお湯を増やしたりする必要はありません。
※ エスプレッソ
エスプレッソお湯の量30ccに対してコーヒー豆の量が8~10gが目安になります。注意したいのは、豆の種類も抽出の仕方もブレンドコーヒーとは異なるので、分量だけ変えても美味しいエスプレッソにはなりません。
※ カフェオレ
カフェオレは牛乳とコーヒーを5:5でブレンドするのが一般的です。牛乳でマイルドになるので、コーヒー豆の量をやや多めにして苦みの強いコーヒーとあわせると美味しく飲めます。
5、2杯、3杯いれるときには目安も変わる!?
10gというのは、あくまで1杯分をいれるときのための目安です。2杯以上いれるときは少しずつコーヒー豆の量の割合を減らしていかなければなりません。
目安としては、2杯の場合は18g、3杯の時には24gと調整します。お湯をくぐらせて抽出するため、分量の微調整が必要なのです。
6、まとめ
コーヒー豆の美味しい量が分かったら、いつも使用するスプーンを決め目分量で好みの量が計れるようになります。好みの量を安定して計れるようになると、コーヒー豆やコーヒー器具の違いがよりはっきりと感じられるようになり、至極の1杯を楽しむことが出来ると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。