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はじめに
コーヒーに含まれるカフェインの量や効果時間を、みなさんはどのくらい意識していますか?
コーヒーにカフェインが含まれているのは、いまやあまりにも有名な話です。
眠気覚ましにコーヒーを飲んでカフェインを摂る、コーヒーのカフェインで頭をリラックスさせる、などというのは日常的に意識されていることです。
では、そのコーヒーに含まれるカフェインの量やその持続時間は、いったいどれほどなのでしょう?
また、カフェインの効果には実際にどのようなものがあるのでしょうか。
ということで、今回はコーヒーのカフェイン量と持続時間はどれぐらいなのか?
コーヒーに含まれるカフェインの量と、その効果、持続時間などについてみていきます。
コーヒーに含まれるカフェインの量
そもそも、コーヒーの中に含まれているカフェインの量はどれほどなのでしょうか?
コーヒー1杯200mlとすると、だいたい下記のような量になります。
- インスタント 30mg
- ドリップ 40mg
カフェインの作用と効果
コーヒーでカフェインを摂取することで、体内では次にあげるような作用が起きると研究されています。
カフェインが起こすそれらの作用によって、結果的に眠気覚ましなどの効果が得られるようです。
一般的には、次のような効果があると言われています。
これらの効果を得るために必要なカフェインの量は、コーヒーにして1〜2杯程度の量で十分のようです。
カフェインの持続時間
では、コーヒーを飲んでカフェインを摂取したとして、その効果時間はどれほどなのでしょうか?
コーヒーなどでカフェインを口から摂取した際には、30〜45分に最大血中濃度に達するそうです。
そこから、体内でのカフェインの半減期は約5時間程度とされています。
一般的には、コーヒーなどでカフェインを摂取すると、約30分後から効果があり、それは8時間から14時間ほど持続すると言われています。
気をつけたいこと
睡眠の阻害
カフェインの覚醒作用は睡眠を阻害します。
持続時間からすると、夕方から夜にかけて飲むと、睡眠への悪影響が心配されます。
また、カフェインに敏感な人であれば、朝や昼などの早い時間に飲んだコーヒーであっても、場合によっては睡眠に影響してしまいそうです。
睡眠の質を気にする方、あるいは不眠症の方は、コーヒーを飲む量や時間帯、場合によっては飲用自体を控えたほうがいいかもしれません。
妊娠中
また、妊娠中はカフェインの代謝酵素が減ることが知られており、代謝までの時間が長くなります。
加えて、胎児の代謝能力はさらに低いので、カフェインによる様々な作用を長時間に渡って強く受けてしまいます。
依存性・中毒性
さらに、コーヒーには軽度の依存性も認められています。
個人差もありますが、一日に6、7杯以上の量を飲むと、場合によっては頭痛などの症状が出ることもあるそうです。
あまりにも過剰の量を摂取した場合には、命の危険性もあります。
ただし、これは健常な大人で1,200mg以上、コーヒーにして約300杯分です。
とはいえ、処方されている薬によってはカフェインの代謝を阻害する作用もあるようなので、その点は注意が必要でしょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
カフェインには様々な健康効果がありますが、その反面、摂りすぎれば軽度の依存性や中毒症、睡眠の阻害などの悪影響も及ぼします。
体調や体質によって、摂取量や時間などを工夫して、うまくカフェインの良いところだけを取り入れたいものですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。