苦いコーヒーと、甘いココア。
イメージも味も全く違いますが、実はこの2つの飲み物、とても相性が良いのです。
では、この2つの飲み物を混ぜると一体どんなドリンクができるのか、一緒に詳しく見ていきましょう。
また、コーヒーとココアの違いや、カフェインについてもご紹介します。
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コーヒー+ココア=カフェモカ風
カフェモカというドリンクをご存知でしょうか。
エスプレッソとミルク、そしてチョコレートシロップをブレンドした、ほろ苦さを楽しめる甘めのドリンクです。
エスプレッソは専用の機械がないと抽出することができませんが、エスプレッソをコーヒーに変えることで、カフェモカ風のドリンクを作ることができます。
カフェモカ風レシピ
お家で簡単にできる、カフェモカ風のレシピをご紹介します。
用意するものは、こちらです。
・スプーン
・牛乳・・・・・・・・・・・160cc
・インスタントコーヒー・・・大さじ1杯
・ココア・・・・・・・・・・大さじ2杯
まず、マグカップに牛乳を注ぎ、電子レンジで1〜2分温めます。
温まった牛乳に、インスタントコーヒーとココアを入れてよく混ぜます。
なんと、これだけです!
ホイップをのせたり、ナッツ系のフレーバーシロップをプラスすると、おしゃれなカフェモカ風ドリンクが出来上がりです。
また、ココアをチョコレートに変えることもできます。
板チョコを1/8に割り、温めた牛乳に溶かせれば完成ですが、甘いのが好きな方は多めに入れてもOKです。
コーヒーとココアの違い
カフェモカのように、コーヒーとココアは相性が良いですが、この2つは正反対の位置にあるドリンクです。
では、どのような違いがあるのか見ていきましょう。
原材料の違い
原料がもともと違うので、全く別のドリンクと言えます。
どちらも植物の種子からできていますが、コーヒーは“コーヒーノキ”から、ココアは“カカオ”から取られています。
製法の違い
コーヒーは、コーヒーノキから取られた種子を乾燥し、焙煎させます。
水分が抜け茶色くなったコーヒー豆を、細かく挽いてお湯を注ぎ、フィルターを通して抽出します。
ココアは、カカオ豆を発酵、焙煎、乾燥、そして圧搾させ、“カカオマス”というものにします。
このカカオマスから、脂肪分とカカオバターを除去したものがココアになります。
では最後に、コーヒーとココアのカフェイン量の違いを見ていきましょう。
コーヒーとココアのカフェイン
コーヒーにもココアにもカフェインは含まれていますが、カフェインの量には違いがあります。
ドリップで抽出したコーヒーは、1杯(150ml)あたり約135mgです。
それに対して、ココアは約40mgです。
ココアのカフェインは、コーヒーの約1/3とかなり少なめですよね。
また、コーヒーは抽出方法によっても、カフェインの量に違いが出てきます。
例えば、エスプレッソ1杯(50ml)では、カフェイン量は140mg。
インスタントコーヒーになると、1杯(150ml)で68mgです。
インスタントコーヒーを使用すると、カフェイン量がかなり少なくなりますが、それでもココアよりは多いですね。
カフェインは、他のドリンクにも含まれていることが多いので、気になる方はぜひ調べてみてください。
さいごに
今回は、コーヒーとココアを混ぜてできる、カフェモカ風ドリンクを紹介しました。
個人的には、疲れている時にオススメのドリンクです。
コーヒーに多く含まれているカフェインで元気になりますし、ココアの甘さにホッと癒されます。
コーヒーとココアの違いも見てきましたが、その時の気分やシーンに合わせて、ピッタリの一杯を楽しんでください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。