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はじめに
みなさんは普段、コーヒーをどのようにして飲まれますか?
やはり、コーヒーはブラックで、という方もいるでしょう。
あるいは、ミルクや砂糖を入れて飲むのが好きな方も多いかもしれません。
いつもはブラックだけど、たまにはミルクや砂糖を入れて甘くして飲みたいという時もあるでしょう。
近年、コーヒーの健康効果も注目を浴びています。
コーヒーそのものは苦手という方でも、砂糖やミルクを入れれば、気軽に飲みやすくなります。
しかし、やはりそこで気になるのはカロリー量などの健康面でしょう。
最近では砂糖の摂取量についても、健康面から問題視する声が上がっています。
砂糖やミルクはどのくらいの量ならば健康に影響はないのでしょうか。
ということで、今回はコーヒーに砂糖とミルク、量と健康面の影響について紹介!
コーヒーに入れる砂糖やミルクの量と健康面への影響についてご紹介していきます。
カロリー
まずはなんといっても、カロリーの量が気になります。
コーヒー、砂糖、ミルク、それぞれのカロリー量を挙げてみました。
- コーヒー 1杯(200ml) 6kcal
- 砂糖 小さじ1(5g) 18kcal
- ミルク(ポーション) 1個(5g) 12kcal
それぞれの飲み方でのカロリー量は、次のようになります。
- コーヒー 6kcal
- コーヒー+砂糖 24kcal
- コーヒー+ミルク 18kcal
- コーヒー+砂糖+ミルク 36kcal
1日の必要摂取カロリー量は成人男性で2,600kcal、成人女性で2,000kcalと言われています。
1食あたりにすると男性850kcal、女性650kcalほどの量になります。
砂糖とミルク入りのコーヒーを1日3~4杯飲んだくらいでは、さほど問題にはならなさそうです。
ブラック
コーヒーが好きで普段から飲む人は、ミルクも砂糖も入れずに、ブラックで飲む機会が多いかもしれません。
コーヒーに含まれるクロロゲン酸、ポリフェノール、カフェストールなどの成分は、
血圧上昇の抑制、糖尿病発症リスクの低下、抗酸化作用、制癌作用などに効果があると言われています。
ただし、カフェインが脳を刺激して胃酸の分泌を促進する作用があるとも言われています。
量を飲みすぎると、胃腸や身体の状態によっては胃もたれや胃痛を誘発することもありそうです。
ミルク
コーヒーをそのまま飲むのが苦手、という方はミルクを入れるとぐっと飲みやすくなります。
牛乳の脂肪分などが胃酸を中和するので、コーヒーに入れて飲むことで胃への負担も和らげられるでしょう。
そこで注意が必要なのが、小分けのコーヒーフレッシュやポーションと呼ばれるミルクです。
喫茶店やオフィスなどでコーヒーを飲む方は使う機会が多いのではないでしょうか。
コーヒーフレッシュやポーションは日持ちしない牛乳や生クリームの代用品として作られたもので、基本的に牛乳由来の乳成分は含まれていません。
植物性油脂、乳化剤、増粘多糖類、カラメル色素、PH調整剤が主な原材料になります。
水と油を混ぜて、乳化剤で混ざりやすくした後に、増粘多糖類でとろみをつけて、カラメル色素でミルクらしい色をつけ、PH調整剤で保存性を高める、といった工程で作られています。
先に挙げたように牛乳由来の成分が含まれていないため、胃への保護作用が期待できません。
また、使用されている植物性油脂の多くは、健康へのリスクを誘発するとして避けられつつあるトランス脂肪酸を多く含んでいる可能性があります。
砂糖
ブラックではコーヒーを飲めないという方も、砂糖を入れて甘くすれば飲みやすくなります。
また、糖分は脳の栄養となりますし、疲労回復にも一定の効果があるといわれています。
ただし、これも量の摂り過ぎには注意が必要です。
先に上げたようにカロリーの問題もあります。
また、糖を摂取した直後に胃の動きが一時的に停滞する糖反射と呼ばれる作用や、体内のタンパク質と結びつく糖化という現象は、美容の面で悪影響があると話題になっています。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
ミルクや砂糖も適切な量であれば、コーヒーの様々な健康効果を得る手助けになるでしょう。
普段の生活習慣や体調とあわせて量を調整して、快適なコーヒー生活を楽しんでみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。