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はじめに
アイリッシュコーヒーをご存知ですか?
コーヒー好きの方であればアイリッシュコーヒーの名前を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
コーヒーと名前のつくアイリッシュコーヒーですが、カフェなどの喫茶店よりもバーなどのメニューで見かけることが多いと思います。
それもそのはず、実はアイリッシュコーヒーとは、アルコールの入ったカクテルの一種なのです。
というわけで今回は、アイリッシュコーヒーについて、その飲み方と作り方及び淹れ方・アルコール度数も紹介します!
アイリッシュコーヒーの作り方、飲み方、そして気になる度数はどれくらいなのかご紹介していきます。
アイリッシュコーヒーとは?
アイリッシュコーヒーとは、アイリッシュ・ウイスキーをベースにしたカクテルを指します。
主な材料はコーヒー、砂糖、生クリームで、甘めのホットドリンクです。
アイリッシュコーヒーの起源
アイリッシュコーヒーの発祥はアイルランドの南西部、シャノン川河口にあった水上飛行場です。
当時のプロペラ飛行艇は現代の旅客機に比べて気密性が悪く、暖房もあまり効きませんでした。
燃料補給のために寄港した飛行艇の乗客に身体を温めてもらうため、アルコール度数が高くアイルランドの名産でもあるアイリッシュ・ウィスキーを使った温かいアルコール飲料、アイリッシュコーヒーが考案されました。
その後、アイリッシュコーヒーの作り方は徐々に広まっていきました。
サンフランシスコの「ブエナ・ビスタ・カフェ」に作り方が伝えられてから、その存在が広まり、世界中で飲まれるようになります。
アイリッシュコーヒーの度数
アイリッシュコーヒーのアルコール度数はコーヒーとウィスキーの比率、ウィスキー自体の度数によって変わってきます。
アイリッシュ・ウィスキーのアルコール度数は40度ほどのものが大半です。
香り付け程度に2~3滴垂らすだけなら、ほとんど度数のないノンアルコールカクテルになります。
逆にコーヒー:ウィスキーを2:1くらいで作れば、アルコール度数が13度くらいのアルコール飲料になります。
アイリッシュコーヒーの作り方
では、実際にアイリッシュコーヒーの作り方を見ていきましょう。
- 生クリームを泡立てる
固さはお好みで。甘め、固めに泡立てたいなら砂糖を - グラスにホットコーヒーを注ぐ
- 角砂糖やブラウンシュガーを入れる
- アイリッシュ・ウイスキーを温めてから注ぐ
- ステアする
- 生クリームを乗せる
作り方のポイントは、生クリーム以外のコーヒー、ウィスキーをしっかりと温めておくことです。
グラスも先に温めておくと良いでしょう。
ちなみに、作り方やベースに使うウィスキーの種類が変わると、カクテルの名前も変わります。
また、アルコール度数も当然ながら入れるお酒の度数や作り方に応じて変わってきます。
アイリッシュ・ミスト・コーヒー
ベースにアイリッシュ・ミストを使う
作り方はほぼ同じ
ゲーリック・コーヒー
ベースにスコッチ・ウイスキーを使う
作り方はほぼ同じ
スカンジナヴィアン・コーヒー
ベースにアクアビットを使う
作り方はほぼ同じ
ノルマンディ・コーヒー
ベースにカルヴァドスを使う
作り方はほぼ同じ
ジャマイカン・コーヒー
ベースにラム酒を使う
作り方はほぼ同じ
ロイヤル・コーヒー(カフェ・ロワイヤル)
コニャックに浸した角砂糖に火をつけてから混ぜる
クリームは乗せない
アイリッシュコーヒーの飲み方
では最後に、アイリッシュコーヒーの飲み方について見ていきましょう。
飲み方のポイントは、フロートのホイップクリームをどうするかによります。
ひとそれぞれ好みがありますが、大きく分けると2つの飲み方があります。
- 混ぜる飲み方
- 別々に楽しむ飲み方
コーヒー、ウィスキー、クリームの味わいがその時々で違う味わいを見せてくれるため、長く飽きずに楽しめます。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
寒い日にはアイリッシュウィスキーを使った温かいカクテル、アイリッシュコーヒーで温まってみてはいかがでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。