香りも味も楽しめるコーヒー、みなさんはいつ飲んでいますか。
目覚めの一杯に、食後の眠気覚ましに、という方も多いでしょう。
しかし、寝る前にコーヒーを飲むと、翌朝の目覚めが良くなるという効果があるのです。
カフェインが入っているのになぜ、と思われるかもしれませんが、その作用をうまく利用することで、目覚めの効果を実感することができるのです。
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カフェインとは
カフェインとは、コーヒーや茶葉に含まれている天然の食品成分です。
このカフェインには、覚醒作用や解熱鎮痛作用があり、眠気やけんたい感、頭痛などに対する効果があると言われています。
これだけ聞くと、睡眠を妨げてしまいそうですが、なぜ寝る前にコーヒーを飲むと良いのか、その理由を見ていきましょう。
また、カフェインレスコーヒーならカフェインの影響を受けません。
コーヒーを寝る前に飲むと良い理由
コーヒーに入っているカフェインを、うまく味方につければ、次の日、目覚めの良い朝を迎えることができます。
コーヒーを寝る前に飲んだ時、身体に与える良い効果を、3つご紹介します。
脳がリラックスする
コーヒーの香りは、心を落ち着かせるリラックス効果があります。
コーヒーを飲まなくても、この香りだけで脳のα波が活性化し、ストレスを和らげてくれます。
そのため、寝る前にコーヒーの香りをかぐと、心も身体も癒され、深い眠りに入ることができるので、目覚めも良くなります。
筋肉疲労が和らぐ
コーヒーに含まれるカフェインは、疲労を回復させる「ドーパミン」という物質を活発にさせます。
また。体内に栄養物質を素早く供給したり、骨格筋を刺激することもできます。
日中、肉体労働や運動をした時は、特に効果的です。
血流がアップする
カフェインは、血管を広げて血流をアップさせるだけでなく、代謝を良くし疲れを溜め込みにくくします。
また、血流が上がると、体の内側にこもっていた熱が外へ出て行くので、寝る前にコーヒーを飲むと、気持ちよく眠りにつくことができます。
寝る前のコーヒーの飲み方
寝る前に飲むコーヒーが、身体に良い影響を与えることをご紹介してきました。
しかし、寝る前にただ飲むだけで良いというわけではありません。
良い目覚めの効果を実感するためには、寝る前の正しいコーヒー飲み方を知っておく必要があります。
ホットで飲む
暑い時期にはアイスで飲みたくなりますが、目覚めの効果を高めたいのであれば、ホットがオススメです。
冷たい飲み物は身体の芯を冷やしてしまい、カフェインの利尿作用と相まって、睡眠時のトイレの回数が増えてしまう可能性があります。
寝る前は温かいコーヒーで、身体も心も温まりましょう。
ミルクたっぷりのカフェオレにする
ミルクには、心を落ち着かたり体温を下げる物質が入っていて、安眠効果があります。
ブラックで飲むと、カフェインの作用が強すぎるので、興奮状態になってしまい眠れなくなる可能性があります。
眠る30分前に飲む
コーヒーに含まれるカフェインは、30分後に1番効果が高まります。
60分を過ぎると、効果はほぼ無くなってしまいます。
朝スッキリと目覚めるには、寝る前にコーヒーを飲むだけでなく、飲む時間も気をつけておく必要があります。
時間をかけて飲む
一気に飲むのではなく、30分ほど時間をかけて飲みましょう。
コーヒーやミルクの香りを楽しみながら時間をかけて飲むことで、身体がだんだんとリラックスしてきます。
寝る前にゆっくりとした時間を取ることで、朝の目覚めが良いものになります。
ただし、マグカップ1杯ほどの量で収めましょう。
飲み過ぎると、カフェインの利尿作用で、トイレのために何度も起きてしまうかもしれません。
さいごに
寝る前のコーヒーが、目覚めに良い影響があることをお伝えしてきました。
今までは、寝る前は控えていた方が多いと思うので、この“寝る前のコーヒー”という記事を読んでビックリしたかもしれませんね。
もちろん人によって多少差はあるかもしれませんが、寝る前でも正しい方法で飲めば、スッキリとした朝を迎えることができます。
寝る前のコーヒー、ぜひ試してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。