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はじめに
「あなたはコーヒー党ですか、それとも紅茶党ですか?」
昔からコーヒーと紅茶はこのように対比されることがよくあります。
最近でこそコーヒーも紅茶も好きという人はよくみられますが、やはりコーヒーと紅茶はどこか対立をする飲み物のようです。
とはいえ、コーヒーと紅茶、ある意味ではとてもよく似ています。
飲み方に共通点もありますし、どちらもカフェインの入った飲み物です。
さらに、この相反するとも言えるコーヒーと紅茶を混ぜる飲み物があるのをご存知でしょうか?
その名は、鴛鴦茶(えんおうちゃ)。
そのままズバリ、コーヒーと紅茶を混ぜるだけの飲み物です。
そこで今回は、コーヒーと紅茶のカフェイン量は?混ぜる場合についても紹介。
コーヒーと紅茶それぞれのカフェインの量、そしてその二つを混ぜる鴛鴦茶のカフェイン量についても見ていきたいと思います。
カフェイン
そもそも、コーヒーと紅茶のカフェイン量はどのくらいなのでしょう?
二つを混ぜる前に、まずはそれぞれの1杯あたり(200cc)のカフェイン量を見ていきたいと思います。
紅茶 40mg
こうしてみると、コーヒーのカフェイン量は紅茶のカフェイン量の倍もあります。
よく妊婦さんがコーヒーはダメだと言われるのにお茶について何も言われないのは、ひとつはこの差が理由のようです。
鴛鴦茶(えんおうちゃ)
次にコーヒーと紅茶を混ぜる飲み物「鴛鴦茶」について見ていきましょう。
コーヒーと紅茶を混ぜるというのは、日本ではあまり馴染みのない飲み方です。
しかし、お近くの香港では一般的な飲み物として浸透しているようで、この鴛鴦茶という呼び名も香港でのものです。
鴛鴦って?
「鴛鴦」というのは日本でいうところの「オシドリ」を意味します。
仲の良い夫婦を「オシドリ夫婦」と言うように、コーヒーと紅茶のふたつを混ぜるこの飲み物を「鴛鴦茶」と呼ぶようです。
淹れ方は?
主に3つの淹れ方があります。
- それぞれ別に抽出して混ぜる
- 紅茶葉とコーヒー粉を混ぜて抽出する
- 抽出した紅茶でコーヒーを抽出する
飲み方は?
本場の香港では、砂糖と無糖練乳をたっぷり加えて飲むのがメジャーな飲み方のようです。
砂糖と無糖練乳の代わりに加糖練乳、つまりコンデンスミルクを加える場合もあります。
あるいはタピオカパールを入れるなど、アレンジは幅広いようです。
また、ホットとアイスと両方のメニューがあります。
混ぜる比率と味は?
コーヒーと紅茶の混ぜる比率に決まったものはないようです。
紅茶7:コーヒー3、紅茶5:コーヒー5、紅茶3:コーヒー7あたりが比較的よく言われます。
それぞれの比率で、紅茶のキリッとした飲み口が表に出てきたり、コーヒーのまろやかな油分の舌触りを感じられたりと、違った味わいを楽しめるのも、鴛鴦茶の魅力でしょう。
鴛鴦茶のカフェイン量は?
コーヒーと紅茶の混ぜる比率によってカフェイン量も変わってきます。
1杯(200cc)あたりで、
紅茶5:コーヒー5 60mg
紅茶3:コーヒー7 68mg
コーヒー単体で飲むよりはカフェイン量も和らぐようです。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
コーヒーも紅茶もすでに私たちの生活に深く浸透しています。
味や香りはもちろん、カフェイン量にも差があるので、生活のシーンや気分にあわせて飲み分けていくのも良いでしょう。
今回、鴛鴦茶のお味についてはご紹介しませんでしたが、もし機会があればぜひとも試して見て下さい。
コーヒーと紅茶への印象が、ガラリと変わるかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。